今回は、フランスで先行公開され大ヒットを記録した本格SFスペクタクル『虎鶫 とらつぐみ -TSUGUMI PROJECT』 を紹介していきます。
週間ヤングマガジンで連載中の今作は、連載開始早々にSNSでバズリまくっているので気になっている方も多いと思いますが、
結論からいくと、
「SFが好き」、「画力高い漫画が好き」、「ケモナーである」に当てはまる人は買いです。
それでは虎鶫1巻レビューやっていきます。
虎鶫 1巻 あらすじ
無実の罪で死刑囚となった主人公レオーネは、無罪放免を条件にある任務に参加します。
その任務とは、260年前の核大戦で崩壊した旧日本に眠る秘密兵器「TORATSUGUMI」 を1年以内に回収することでした。
他の死刑囚と共に旧日本に向かう途中、放射能の影響で乗っていた輸送機が墜落してしまいます。
なんとか生き残ったレオーネだったが、食料はなく防護服も失い荒廃した日本で1からのサバイバル生活が始まります。
鳥のような足をもつ少女や、人ではない「服を着たなにか」と遭遇し謎が深まる中、主人公は無事に秘密兵器「TORATSUGUMI」を回収することができるのか。
作品概要
作者:ippatu
作者の詳しい情報はこちらの記事から
一体何者?『虎鶫 -TSUGUMI PROJECT-』の作者情報まとめ
掲載誌:週刊ヤングマガジン
巻数:既刊 3巻
虎鶫 1巻 見所紹介
荒廃した世界を描く圧倒的画力
引用:虎鶫 1巻 ippatu / 講談社
多くのビルが倒壊し、自然にのみ込まれていますね。小さな人型の陰と、大きな獣の陰がありますが彼らは一体。。。手前のビルだけではなく、奥の方まで細かく書き込まれています。日本に一体何があったのでしょうか。
引用:虎鶫 1巻 ippatu / 講談社
こちらはビルの上に大きな木が生えていますね。260年も手つかずだとこんなことになってしまうのでしょうか。このレベルの背景が各ページにちりばめられています。
書き込みエグいてぇ。。。
引用:虎鶫 1巻 ippatu / 講談社
こちらは完全に植物に覆われてしまっていますね。完全に魔境とかしています。
ビルの一階にスポーツ店がありますが主人公はここでレスキューキットの斧など装備を整えます。
背景を魅せるページではセリフが少なくなっており、密度の高い絵に引き込まれます。
日本が荒廃してしまった200年前の核大戦の真相が気になるところですね。
これが週間連載だって!?
荒廃した日本と対象的な可愛いキャラクター
引用:虎鶫 1巻 ippatu / 講談社
名前がタイトルの一部でもある 「つぐみ」 は、今作のヒロインであると作者が語っています。
鳥のような足を持ち、可愛らしい見た目とは裏腹に、高い戦闘能力も持っています。
あと滅茶苦茶デカい虎と共に行動しています。二人合わせて虎鶫??
つぐみの基本情報
- 年齢:13歳
- 身長:135cm
- 好きなもの:キラキラしたもの、果物
- 嫌いなもの:薬品の臭い 「 服を着た何か 」
- 備考:主に果物を食べる、短期
簡単な日本語は喋れるようです。ちなみに死刑囚達もこの任務のために260年前に滅んだ日本語を習得しています。
1巻 感想紹介
「虎鶫」1巻面白かった。戦闘シーンの良さがこの作品の魅力の一つだと思いますが、これは生身の人間と怪力の異形の生物達との闘いなので、少しのミスが即死に繋がってしまう。この死と隣り合わせの緊張感が良いのだと思う。凄い描き込みの背景が更にそのサバイバルのリアリティを強く感じさせますね。
— ひでさわ (@sawa_zawazawa) June 9, 2021
#ippatu 先生の #虎鶫 1巻を読了!
圧倒的な絵の密度と独特の絵のタッチ、
一人でも多くの人に読んで欲しい!帯はあきまんさん!
2巻も8月に出るみたいなので続きもすぐ読めるよ!
超オススメの一冊。 pic.twitter.com/3hKb6OAgnb— 進藤 和幸 kazuyuki_shindo (@kazuyuki_shindo) June 4, 2021
師匠のippatu(@ippatu358)先生の単行本虎鶫1巻を入手しましたーー!!!😌
つぐみちゃん可愛い…🙏
師匠の絵は読んでいると匂いまで感じられそうな描き込みでグッと世界に引き込まれます。
175Pのとらとつぐみちゃんが瓦礫から飛び降りる影がとても好き、皆読んでほしい pic.twitter.com/ZFtnPnxyU7— 大久保みつこ (@mitsuko_miyako) June 6, 2021
#虎鶫 1巻購入
ヤンマガですげー漫画が連載中
描き込みと世界観がマジでどストライク!!! pic.twitter.com/Qsna7GFROM— Evi’s Custom Performance (@Ebisu04989587) June 3, 2021
1巻時点の若干の考察
主人公含め、旧日本にやってきた死刑囚達はフランスから送り込まれています。
その任務は戦争の引き金となった秘密兵器 「TORATSUGUMI」 を回収すること。
これ以上の情報は1巻では明らかになっていませんが、核を使ってでも日本を滅ぼさなければならなかったと考えるとこの、この秘密兵器の危険度はかなりのものです。
そして、作者が昔から口癖のように言っている 「人類は滅亡する」という言葉。
もしかすると、この秘密兵器によって世界中の人類が滅亡してしまうのかもしれませんね。
各サイトのレビューまとめ (2021/08/22時点)
Amazonのカスタマーレビュー:
308件の評価のうち、星5つは83%でした。
BookLiveのレビュー:
4件の評価のうち、星5つは2件でした。
無料で読める?
現在(2021/06/17)は、1話のみ 公式ホームページ で無料で読むことができます。
まとめ
- 絵が上手い
- ストーリーは続きが気になる
- ヒロインは可愛い
これだけでも十分ですが、
これから主人公が死刑囚となってしまった過去や軍上層部の思惑などが明らかになると思いますので期待大です!
映像化に期待していますが、ここまで書き込まれた背景を再現するのは大変ですね。
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コメント
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