トラウマ注意!『ブラッドハーレーの馬車』のネタバレ感想と考察

ブラッドハーレーの馬車表紙

1巻完結の鬱漫画といえば、この作品『ブラッドハーレーの馬車』ではないでしょうか。

救いのないストーリーに、胸くそ悪いグロ描写が1冊に凝縮された今作品は文句なしの鬱漫画でしょう。

はじめに断っておくと、女性は読まない方がいいかもしれません。特に、性に関してトラウマのある方は絶対に読まないでくだいさい。

しかし、そう言われると読みたくなってしまうのも人間の性ですね。

今回は、『ブラッドハーレーの馬車』のネタバレ感想と既読者の方向けの考察を紹介しようと思います。

こんな人におすすめ!
  • 1巻完結の鬱漫画を探している。
  • 刺激のある作品を探している。
  • エログロに耐性あり!
目次

ブラッドハーレーの馬車 あらすじ紹介

とある時代、架空の国のお話です。

この国で有数の資産家である公爵ニコラ・A・ブラッドバレーは、「ブラッドバレー聖公女歌劇団」という劇団を経営していました。

参照:ブラッドハーレーの馬車 1話 作者 沙村広明 / 太田出版

この劇団出演している少女達は皆、全国の孤児院から集められた元孤児だと言われていました。

そのため、毎年全国からブラッドハーレーの養女として少女が集められていたのだが、舞台に立つ少女の数とは大きな開きがありました。

なんと消えた少女達は、国家ぐるみの残酷な計画の犠牲となっていたのです。

その計画とは、「1.14計画案」と呼ばれ、刑務所に服役している囚人の性的欲求、破壊欲求を解消させるために

年に1回、全国の孤児院から集められた少女を囚人達に与えていました。

参照:ブラッドハーレーの馬車 1話 作者 沙村広明 / 太田出版

そんな計画の犠牲者となった、少女達の救いのない絶望の物語です。

著:沙村 広明
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作品情報

基本情報

作品名ブラッドハーレーの馬車
作者沙村広明
掲載誌マンガ・エロティクス・エフ
巻数全1巻
話数全8話

用語解説

ブラッドハーレー聖公女歌劇団

ブラッドハーレーが全国から集めた孤児で構成された歌劇団。孤児の少女達の憧れ。

パスカの羊

ブラッドハーレーの養女になれると全国の孤児院から集められ、刑務所に送られた少女達。そこで囚人達の欲望のはけ口にされていた。

1.14計画

ブラッドハーレーが上院議員として発議し、それを国会が承認した。

以下、「1.14計画案」再提出文書概要の一部引用

死者37人を出した『ヘンズレーの暴動』その記憶も生々しい今、一昨年未了となった『1.14計画案』の再度の動議を火急に要請したい。

先の事件のような暴動・集団脱走等を永久に防ぐ意味で旧来のプログラム(スポーツ等)では解消されなかった。

長期・無期服役者の性欲求・破壊欲求抹消の抜本塞源としてこの計画を採用し実行することは、人道的問題を差し引いてすら必要かつ効果的なことと思われる。

引用: ブラッドハーレーの馬車 作者 沙村広明 / 太田出版

『ブラッドハーレーの馬車』各話の感想 (ネタバレ注意)

全8話で構成されており、それぞれで主人公となる少女が異なります。

つまりこの1冊で、救われない少女達の結末を複数見届けなくてはならないのです

基本的な流れは、歌劇団に入れるとウキウキの少女が気づけば刑務所の中で、囚人達にシぬまで乱暴されます。

持ち上げて、落とす。この究極系ですね。

実話だったらこんな不謹慎な言い方はできないのですが、フィクション作品ですのでお許しください。

1話、2話の感想

1話、2話はストレートにキツイ内容になっています。

毎日、囚人達に乱暴され衰弱していくパスカの羊は、なんの救いもなく息を引き取ります。

特に2話の少女ステラは、一週間生き延びれば解放されると信じ、生きながらえようとしますが残念ながら、、、

6日目の囚人達のところへ向かう姿と、その晩の変わり果てた姿が衝撃的でした。

ブラッドハーレーの馬車 2話 作者 沙村広明 / 太田出版

「68人か …… 」とか言ってる場合か?囚人ギチギチやないかい!!

なぜ68人もいるのかというと、他のパスカの羊はこの6日目にはすでに亡くなってしまったため

このステラのいる部屋に集まってきているわけです。

長く生き延びれば、より過酷な仕打ちを受けるという外道システム。

どんな感情で読んで良いのか分からない内容ですが、これが鬱マンガというヤツなのでしょうか。

エログロってやつですかね、お好きな方は是非どうぞ。

3話の感想

運良くブラッドハーレー歌劇団に選ばれた少女フィリパが主人公です。

1話と2話は、歌劇団に入れるかなー?の段階で刑務所行きなのですが

今回の3話は、歌劇団になれた!からの刑務所行きというワンランク上の天国から地獄です。

フィリパは講演前日のリハーサルで照明の支柱が落ちてきて、足を骨折してしまいます。

医者からは全治3ヶ月で元の様には歩けないと診断され、療養所に馬車で向かうフィリパは、これが最後の姿となります。

明確な描写がなく、こちらのご想像にお任せしますのヤツです。

しかも、恋人候補の男の子も登場してフラグがバチバチでした。

4話の感想

4話は今までとガラッと変わり、囚人から見たパスカの羊を描いていました。

おっちょこちょいの元政治記者が憶測を自慢げに語り抹殺されたりしますが、それは置いといて。(ホンマ、何やったんやあいつ)

例年通り、主人公の刑務所にもパスカの羊がやってきました。

その少女の顔を見たとき、一人の囚人が叫びだし少女を抱え脱走を試みます。

ブラッドハーレーの馬車 4話 作者 沙村広明 / 太田出版

涙する囚人と、少女のこの表情

もう、おわかりですよね??

5話の感想

とある孤児院の仲良し2人組の少女が主人公です。

1つの孤児院からブラッドハーレー家に招待されるのは1人だけ。

まあ、ほとんどの場合は地獄への片道切符なのですが

少女達はそんなこと知るよしも無いので、その切符を勝ち取るためにバチバチしているのです。

なんだか嫌な予感がするなと、思いながら読んでいたらしっかりやってくれました。

嫌な予感を裏切らないマンガってのも鬱マンガの醍醐味かもしれませんね。

4話のラストと、5話に登場する少女ルビーの関係は後述の考察を是非。

6話の感想

6話は刑務官視点のストーリーでした。

刑務官に良心のある、まともなヤツはいないのかと思っていましたが、ここで登場します。

よくもこんな非道な政策に従っているなと疑問に思っていましたが、この6話で解消されました。

もちろん、悪い意味で。

ブラッドハーレーの馬車 6話 作者 沙村広明 / 太田出版

この話が一番、切なかったです。

7話の感想

今回は、3話と同じような展開です。

ブラッドハーレー聖公女歌劇団で活躍するレスリーという女性が主人公です。

歌劇団は全員孤児院出身なので、後輩達と手紙でやりとりしている人も、もちろんいるわけです。

しかし、その後輩達がこの政策の犠牲になっている場合もあるわけで、、

勘のいい人は何かおかしいと気付く訳ですね。

で、なんだか悪い予感がしますね。

ブラッドハーレーの馬車 7話 作者 沙村広明 / 太田出版

このあと、一件ハッピーエンドっぽく終わるので、流し読みだとスルーしてしまうかもしれませんが、このコマをちゃんと読んでいれば分かりますね。

雑な解釈だと、3話と同様に歌劇団から離脱して馬車に乗ってどこかに向かえば、その先は刑務所です。

こわっ。

8話の感想(最終話)

この最終話ではじめて黒幕のブラッドハーレー家の目線でストーリーが進んでいきます。

戦争中で混乱した情勢、その隙を突いたとある女性プライスと最後のパスカの羊となった少女コーデリアの話です。

ちなみにコーデリアは、1話で犠牲となったダイアナを見送っていた少女ですね。

1話から7年の歳月が流れており、流石に親友が7年間も舞台に上がらずに音信不通になれば

何かと察しが付きますね。

この二人によって、1.14計画 通称「パスカの祭り」は告発され全面撤廃されます。

さらに時が流れ、約25年後

ブラッドハーレー邸に戦闘機が墜落し、当主を含め屋敷にいた全員が死亡します。

ここで完結です。

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少しだけ考察 (ネタバレ注意)

2話のラスト

2話で登場するパスカの羊「ステラ」は、入り口から見て右隣の部屋にいる親友「プシエラ」と毎晩励まし合いながら、ツライ日々を乗り切ろうとしていました。

プシエラはステラと同じ孤児院出身で、ステラより1年先にこの刑務所にやってきていたようで、

所長専属の「女」に選ばれたと語っており、そのおかげで長く生き延びていると語っていました。

しかし、2話の最後のシーン

ブラッドハーレーの馬車 2話 作者 沙村広明 / 太田出版

右側には、部屋は無いようですね、、、。

ツライ現実に耐えかねたステラは親友の幻聴を聞くことで、精神を保っていたのでしょう。

このステラが自己暗示で6日間生き延びたことを受け、2年後の6話では

パスカの羊に1週間生き延びれば解放されると、ウソの希望を与え延命させるシーンがあります。

いやぁ、胸くそ!!

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『ブラッドハーレーの馬車』まとめ

今回は、『ブラッドハーレーの馬車』というトラウマを量産してくれる鬱マンガを紹介しました。

鬱マンガが好きな方以外は、よっぽどのこと無い限りは読まない方が精神衛生上、正解だと思います。

耐性のある方は、楽しめる?作品だと思います。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 「4話と5話のつながり」の部分は勘違いではないでしょうか?

    4話中のシーンと紹介している該当ページの前に既に「END」の文字があります。
    あのシーンのは純粋に扉絵前のエピローグかと。

    • 確認しましたところ、おっしゃるとおり5話の扉絵前のエピローグを4話のラストシーンだと思っていました。
      そもそも4話のトマス・リンの妻と娘は黒髪なので5話の親子とは一致しませんね、、、
      ご指摘、ありがとうございます!

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