猫好き必見!ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット 1巻感想・見どころ

ニャイト・オブザ・リビングキャット1巻表紙

猫に触れると猫になる!?

ゾンビ作品といえば、ウイルスに感染したゾンビに噛まれると自分もゾンビになってしまうという設定が大半ですが、

この『ニャイト・オブザ・リビングキャット』は、ウイルスに感染した猫にスリスリされると猫になってしまうのです。

こんな設定の漫画見たこの無いですよね。w

それでは、1巻のあらすじ、感想、見所を紹介していきます。

目次

『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』1巻 あらすじ

世界は、猫に支配された。

人間を猫に変えてしまうN・Nウイルスによりパンデミックが発生。人類は猫に襲われ、次々と猫になってしまう。

これは多くの仲間を猫にされた男の、人類を取り戻す戦いの記録――。全世界待望のゾンビ新時代到来!? 衝撃のキャットフルホラー、爆誕。

引用:https://magcomi.com/episode/13933686331715261669

このあらすじを読むと、なんだか本格ホラー漫画なのかと思いますよね。

バイオハザードでもゾンビ化した犬とか出てくるので、ちょっと怖いなぁなんて思っていました。

しかし、本作品に登場する「ウイルスに感染した猫」は、人間を襲って噛みついたり引っ掻いたりはしません。

その可愛い見た目を駆使してスリスリ攻撃を仕掛けてくるのです。

出展:ニャイト・オブザ・リビングキャット1巻 原作 ホークマン 作画 メカルーツ / マッグガーデン

もしあなたなら、そんな可愛い猫たちの攻撃から逃げることはできますか?

とんでもない漫画が爆誕してしまいました。。。

1巻 感想と見所紹介

猫になるデメリットが見当たらない?

とにかく沢山のネコが登場する今作品を無類のネコ好きが読むと、何の抵抗もせずにネコの集団に埋もれる事を選ばない主人公達の行動に疑問を抱くでしょう。

それくらい、登場するネコたちが可愛いのです。

ネコになっても人間の時の記憶が残っているのなら、私もネコになる道を選ぶかもしれません。

ゾンビものの定番の展開をしっかりとおさえている

ゾンビもののパンデミック初日といえば、日常生活の中に突如ゾンビが出現し、「え、映画の撮影か?」なんて言ってる人から感染していきます。

今作品も、何気ない日常が突如として破壊され、猫だらけになるという定番の展開でパンデミックが発生します。

他にも、ゾンビものの定番といえば、生存者同士の食料の奪い合いや、黒幕の陰謀、ワクチンの開発などがありますね。

大量の猫たちがどこまでセオリーを守ってくれるのか、今後の展開に期待しましょう。

実写映画化も期待できる作品

ゾンビものと言えば、実写化しやすいジャンルの筆頭格ではないでしょうか。

バイオハザード、アイアムアヒーロー、ウォーキングデッドなどなど。

今作品は、感染した猫が体か腐ったりゾンビっぽくなることは今のところないので、CGじゃなくてももしかしたらいけるかもしれません。

さすがに、大量の猫を思うように撮影するのは無理でしょうか?

1巻の見所・名シーンを紹介 (ネタバレ注意)

一話目冒頭でいきなり炸裂、猫のスリスリ攻撃

出展:ニャイト・オブザ・リビングキャット1巻 原作 ホークマン 作画 メカルーツ / マッグガーデン

このスリスリ攻撃の犠牲となったのは、主人公のクナギと共に行動していたタニシという筋肉もりもりでモヒカン頭の大男でした。

このスリスリ攻撃によって猫になってしまったタニシの姿が、この記事のサムネイルであり1巻表紙の猫です。人間だったときにかけていたゴーグルを首にかけているため一目で発見できます。

この猫になったタニシとの別れのシーンは、不覚にも感動しました。

登場人物はみんな猫が大好き

出展:ニャイト・オブザ・リビングキャット1巻 原作 ホークマン 作画 メカルーツ / マッグガーデン

猫たちの包囲網を突破するために素肌の露出を無くし、猫の嫌いな水を周囲にまき散らし脱出するシーンです。

猫たちは水を嫌がり近づいてこなくなったため、無事に脱出することができましたが、猫が大好きな主人公のクナギは心を痛めてしまいます。

これ、大真面目なシーンなんです。。。

警察特殊部隊のペットボトルトラップ VS 進撃の猫

出展:ニャイト・オブザ・リビングキャット1巻 原作 ホークマン 作画 メカルーツ / マッグガーデン

一般市民の避難する時間を稼ぐために出動した特殊部隊。

その作戦とは、猫が嫌いとされている水の入ったペットボトルを並べるというものでした。

そして、何の効果も無くあっさり突破されてしまいます。

なんだこれw

ガチガチの装備をまとった特殊部隊が猫に怯え、ペットボトルを並べるこのシーンは笑ってしまいました。

タニシの名言 「そりゃあ最後の最後まで全身全霊の愛よ」

出展:ニャイト・オブザ・リビングキャット1巻 原作 ホークマン 作画 メカルーツ / マッグガーデン

タニシが以前飼っていた 「ダイゴロウ」 という猫の写真を、クナギに見せているシーンです。

タンクトップにモヒカンのムキムキおじさんが猫への純粋な愛を語っているのですが、なんだか感情がぐちゃぐちゃになりました。

登場人物紹介

主人公のクナギ

出展:ニャイト・オブザ・リビングキャット1巻 原作 ホークマン 作画 メカルーツ / マッグガーデン

猫食品精製会社の工場で爆発事故が起きてから、三日後。クナギは追っ手から逃走中の身でさらに記憶喪失となっていました。

逃走途中で力尽き路上で気絶してしまったところをカオルに助けられます。

その後は、カオルの働く 「メゴコロ ネコメ」 という猫カフェで働くことになります。

カオル

出展:ニャイト・オブザ・リビングキャット1巻 原作 ホークマン 作画 メカルーツ / マッグガーデン

猫カフェ 「メゴコロ ネコメ」 の従業員で経営者のガクの妹。

記憶喪失のクナギに仕事を教えたり、記憶が戻るように手助けをしています。

感情的になるとすぐにクナギの顔面を殴る癖が。

タニシ

出展:ニャイト・オブザ・リビングキャット1巻 原作 ホークマン 作画 メカルーツ / マッグガーデン

猫カフェ 「メゴコロ ネコメ」 の常連。猫カフェ従業員と共にパンデミックに巻き込まれてしまいます。

ガク

出展:ニャイト・オブザ・リビングキャット1巻 原作 ホークマン 作画 メカルーツ / マッグガーデン

猫カフェ 「メゴコロ ネコメ」 の経営者でカオルの兄。

猫パンデミックが発覚する前に猫と接触してしまい、真っ先に猫になってしまう。

作品概要

作品名:ニャイト・オブザ・リビングキャット

原作:ホークマン

作画:メカルーツ

出版社:マッグガーデン

既刊:1巻 (2021/07/30 現在)

2巻の発売日は?

現在、2巻の発売はまだ公表されていません。

1巻は連載開始から7ヶ月後に発売されていますので、単純計算で2021年12月か2022年1月あたりになると考えられます。

公式情報が発表され次第、更新します。

まとめ

「猫によるパンデミックが発生し、人類存亡の危機を描いたサバイバルホラー漫画」 として読むか、「可愛い猫にもふもふしたい猫好きの我慢大会漫画」 として読むか。

この漫画はいろんな楽しみ方があります。

さらには、変わった設定だけに頼らず、どうしてこんな世界になってしまったのか、という大きな伏線を少しずつ張っており今後の展開が気になるような話作りがされています。

この大真面目な設定と、猫パンデミックという奇妙な現象がいいバランスだからこそ面白いと感じることができるのだと思います。

なぜ、こんな世界になってしまったのか、主人公の記憶が戻れば少しずつ分かってくるかもしれませんね。

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