野人転生 1巻感想 なろう漫画なのに、チートなしのサバイバル!?

野人転生1巻表紙

異世界なのにチートなし!?

超過酷でリアルな異世界転生サバイバル漫画『野人転生』の紹介記事です!

昨今の漫画ジャンルで大躍進を続けている 「異世界転生もの」 。

定番の 「なろう漫画」 は、圧倒的な才能を誇る主人公がチート能力を使って無双する姿を楽しむものが多いのですが、この『野人転生』はひと味違います。

チートなしの異世界転生でいきなりサバイバル開始!?

はたして生き延びることはできるのか。

原作者の野人先生の特別書き下ろしコラムは、リアルなサバイバル知識が盛りだくさんでより作品にのめり込む事ができます!

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目次

『野人転生』あらすじ紹介

異世界転生したら全裸で森にひとりきり!?

過酷な世界で生き延びろ!WEB発の人気小説がコミックスで書籍化!

姓名と風貌から、「野人」と呼ばれている野崎人志は、ひょんなことから異世界に転生させられる。やる気のない神様から雑に説明を受け、いよいよ異世界生活が始まると思ったら、全裸で森にひとりきり。

周囲は危険なモンスターばかり、魔法もなければチートもない状態で、頼れるものは己のサバイバル知識と空手のみ……!ゴブリンの群れや凶暴なホブゴブリン、私利私欲と悪意にまみれた現地の村人たちを、その身ひとつでぶっ倒せ!

ハードモードな異世界生活、ここに開幕!!

引用:月刊コミック電撃大王公式ホームページより

やる気の無い神様いわく、先代の神様が転生先の神様と定期的に魂を交感する約束をしており、その約束が今も続いているそうです。

出典:野人転生① 原作 野人、作画 小林嵩人 / KADOKAWA

ろくな説明もないまま、異世界に転生された野人はなんと素っ裸でした。

ここから異世界ジャングルでサバイバルとはなんとハードモードなのか。

「チートどころか服もねーじゃねーか!」という主人公のツッコミから相当なメンタルの強さだと感じました。

出典:野人転生① 原作 野人、作画 小林嵩人 / KADOKAWA

野人転生1巻 感想まとめ

『野人転生』1巻名シーン

異世界での初戦闘はやっぱりゴブリン!勝てるのか野人!!

出典:野人転生① 原作 野人、作画 小林嵩人 / KADOKAWA

樹皮で作った腰簔を巻き、水源を確保した野人は食料の調達を開始します。

小動物用の落とし穴を作り木の上で獲物を待っているとそこに現れたのは異世界定番モンスター 「ゴブリン」 でした。落とし穴を見破られ、野人は木の上から先制攻撃を仕掛け、戦闘がスタートします。

元の世界で空手の有段者だった野人は、その技を駆使して戦います。

異世界で第一村人発見! しかし、ゴブリンと勘違いされる!?

出典:野人転生① 原作 野人、作画 小林嵩人 / KADOKAWA

ゴブリンの上位種 「ホブゴブリン」 に追われ住処を後にした野人は森を出ることを決心します。

その道中、異世界で初めて自分以外の人間を発見し大喜びの野人でしたが、モンスターから身を隠すために塗った泥のせいでゴブリンに間違われてしまいます。

これはなかなか、、w

そこにホブゴブリンが追いついて予期せぬ戦闘開始で野人ピンチか!?

これまた定番、愚かな村人たちは過ちを繰り返す

出典:野人転生① 原作 野人、作画 小林嵩人 / KADOKAWA

ホブゴブリンに勝利した野人は、第一村人の少女と共に少女が暮らす村にやってきました。

しかし、そこに待っていたのはホブゴブリンの素材を奪おうと集まった村人達。

この真ん中のイキッた入れ墨君は、この村の村長の息子です。

異世界では、権力者の息子のおバカ率が異常に高いですね。まぁ、物語を盛り上げてくれる一種の必要悪なのでしょう。

1巻対人戦闘の山場 野人 VS ブレードアーマー

出典:野人転生① 原作 野人、作画 小林嵩人 / KADOKAWA

襲ってきた村人を片づけた次の相手は、村長直属の用心棒 「へーガルト」 。素手で上裸の野人に対して、ヘーガルトは完全武装のブレードアーマーです。

果たして、勝ち目はあるのか。

ちなみに、このときの野人のステータスはこちら

レベル:10

スキル:空手

果てしなくシンプルですね。今後の野人のステータスの変化にも注目です。

『野人転生』作品概要、作者情報

タイトル:野人転生

原作:野人

作画:小林嵩人

既刊:3巻 (2021/07/29現在)

連載:月刊コミック電撃大王

感想まとめ

なろう系漫画といえば、異世界転生して魔法や特殊能力で無双してハーレム作るところまでがテンプレの時代がありました。

しかし、最近のなろう系漫画はそうではないようですね。私もいくつか面白そうななろう系漫画は購入していますが、最近のはやりは主人公の成長や苦難に「リアル感があるか」が重要になっているのだと感じます。

異世界に夢を描く時代は終わり、本当にありそうなリアルな異世界が好まれる時代に変化したのでしょう。

『野人転生』では、その点上手く流行に乗っている漫画だと思います。

主人公野人は特別戦闘力が高いわけでもなく、名家の嫡男に転生するわけでもありません。空手有段者で少しサバイバルの知識のある中年がいきなり全裸でジャングルに放り込まれるのです。

そこからは、地道にその世界に順応していくしかありません。特別な才能が開花して一気に人生逆転も起こらないのです。

そんな野人の異世界サバイバルを今後も応援していきます。

 

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