『海が走るエンドロール』のネタバレ感想とあらすじ【マンが沼でも紹介】

海が走るエンドロール1巻表紙

月刊ミステリーボニータで連載中の「海が走るエンドロール」の第1巻が8月16日に発売されました。

発売早々、超話題作に↓

  • 作者の1話公開ツイートは2日で9万越えリツイート
  • 各書店ではレジ横平積み展開
  • 発売翌日に重版決定

さらには、お笑い芸人の麒麟川島さんとかまいたち山内さんがMCの『マンガ沼』という番組で、川島さんのオススメマンガとして紹介されました!

おすすめポイント
  • 新しいことを始めるのに、年齢なんて関係ないと思わせてくれる
  • 65歳の主人公と大学生の会話が新鮮
  • 主人公の心の声が、65歳のリアルな感じがおもしろい
目次

あらすじ紹介

65歳を過ぎ夫と死別し、数十年ぶりに映画館を訪れたうみ子。

そこには、人生を変える衝撃的な出来事が待っていた。

海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、うみ子は気づく。自分は「映画が撮りたい側」の人間なのだと……。

心を騒ぎ立てる波に誘われ、65歳、映画の海へとダイブする!!

秋田書店 海が走るエンドロール第1巻
著:たらちねジョン
¥330 (2024/12/13 11:34時点 | Amazon調べ)

ネタバレ感想 ※画像あり

本作品を未読の方は、パラパラーっと流してください。笑

また、ネタバレを見た上で購入を検討したいという方は

是非、参考にしてみてください!!

※登場人物の「海」と、自然の「海」が混在していますが

あえて説明しない方がこの作品の雰囲気と合うと思ったので

説明は最低限に抑えています。

茅野うみ子と海の出会い

主人公 「茅野うみ子」 は旦那と死別しており、映画を見ながら昔旦那に言われたことを思い出します。

参照:「海が走るエンドロール」1巻 作者 たらちねジョン / 出版社 秋田書店

周りの座席を気にするうみ子に旦那さんが言ったセリフなのですが、面白い視点ですよね。

僕は、映画やドラマなどの映像作品を観るときには、一瞬たりとも目を離さない派なので新鮮でした。

そして映画が終わり、帰り際。

うみ子が周りの座席を観ていることに気づいた青年「海」と出会います。

うみ子65歳は自分の気持ちに気づき始める

うみ子と海は、うみ子の家で一緒に映画を観ます。

うみ子は、その映画を観ながら旦那がこの世にいないことを再確認して涙を流します。

この時の表情が笑顔なのにどこか悲しそうな不思議な表情で、何度も見返しました。

そして映画を見終わった海は、帰り際にうみ子の心の底に眠る

うみ子も知らない一面を指摘します。

「うみ子さんさぁ、映画作りたい側なんじゃないの?」

「どんな面白い映画観てもさ、客席が気になるの 自分の作った映画がこんな風に観られたらって考えちゃってさ ゾクゾクするからなんじゃないの?」

「そんな人間はさ 今からだって死ぬ気で 映画作った方が良いよ」

参照:「海が走るエンドロール」1巻 作者 たらちねジョン / 出版社 秋田書店

海の言葉で、うみ子の心が揺れ動くのを、波で表現しているのですが

海の視点が達観しすぎて人生何週目ですか?って感じでした、笑

海にとっては、何かに挑戦するのに年齢は関係ないのでしょう。

映像制作の波はうみ子を新しい世界へ連れて行く

海が忘れていった筆箱を届けに、美術大学まで届けに行くうみ子。

そこで海と海の友達と会話する中で、再びうみ子の心に波が立ちます。

感情を波で表現するの、ありそうで中々見ないですよね。

一度は気持ちを落ち着かせようとしますが、気づけば映画の脚本を考えている自分がいました。

参照:「海が走るエンドロール」1巻 作者 たらちねジョン / 出版社 秋田書店

そして娘の後押しもあって、美術大学で映像制作を学ぶ決心をするのでした。

65歳で大学に通うなんて想像付かないですね。

というか、僕なら通いたくても勇気が出ないと想います。

そしてこの映像制作の海にどっぷりハマるシーン。

確定演出ですな。

うみ子は海で映画を撮る

海の家庭の話や、映像制作に興味を持ったきっかけとなった高校時代の話がありました。

いろんな話をして、少しずつお互いのことを理解し始めるうみ子と海。

二人は早朝の海を見に出かけます。

作る人と作らない人の違いについて、問いかけます。

うみ子の答えは

船を出すかどうか…だと私は思う

その船が最初からクルーザーの人もイカダの人もいて

それは年齢だったり環境だったりで変わるけど

誰でも船は出せる

私はあの日 目の前に海があることに気づいた…

とってもゾクゾクした

参照:「海が走るエンドロール」1巻 作者 たらちねジョン / 出版社 秋田書店

うみ子の本心を聞いた海は、波の中で初めて笑顔を見せます。

そして、うみ子は海で映画を撮ることにします。(この海は人の方)

65歳で新しい好きなことを見つけ、ゾクゾクできるのってすごく格好いいですよね。

なんとなく老後はのんびり暮らしたいなぁなんて思っていましたけど

(ほとんどの人はそう思っているのでは…??)

こんな生き方も憧れると思いました。

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Twitter上のみんなの感想

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作品情報

基本情報

作品名海が走るエンドロール1巻
発売日2021/08/16
作者たらちねジョン
レーベルボニータコミックス
出版社秋田書店

作者情報

作者名:たらちねジョン

連載中作品:「海が走るエンドロール」

過去作品:「アザミの城の魔女」全4巻、「グッドナイト、アイラブユー」全4巻

別名義:たらつみジョン

Twitterアカウント:@new_john1

「海が走るエンドロール」まとめ

SNSや書店で特集が組まれたりと話題の作品『海が走るエンドロール』を紹介しました。

新しい道を進むうみ子の姿に、勇気をもらえる作品です。

これから新しい一歩を踏み出そうとしている人や、

踏み出す勇気がなく諦めてしまった人に刺さる内容だと思います。

今後、うみ子がどんな映画を撮るのか楽しみです。

著:たらちねジョン
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